次はマイニング以外の管理を受け持つ、mposの設定を行います。
・mysqlのインストール・設定
sudo apt-get install mysql-server
# mysql -u root -p
・mysql5.7の場合、下記設定を行う。※デフォルトは5.7がインストールされる
mysql>set global sql_mode=’STRICT_TRANS_TABLES,NO_ZERO_IN_DATE,NO_ZERO_DATE,
ERROR_FOR_DIVISION_BY_ZERO,NO_AUTO_CREATE_USER,
NO_ENGINE_SUBSTITUTION’;
毎回起動時に入れるのも面倒なので、my.confに入れてもよい。
DBを作成する(DB名は「mpos」)
# mysql -p -e “create database mpos”
テーブル等を作成 mpos/sql フォルダに設計のクエリが入っている。
# mysql -p mpos < sql/000_base_structure.sql
DB設定は以上で終わり。
次にmposの設定に移ります。
・webサーバの構築
# apt-get install apache2
# apt-get install php7.0-mysqlnd php7.0-curl php7.0-json php7.0-curl libapache2-mod-php7.0 php-memcached# mv mpos /var/www/ ※WebRootは /var/www/mpos/public とした場合。
テンプレートの所有者をwww-dataに変更する
# chown -R www-data templates/compile templates/cache
ひな形の設定ファイルをコピーする
# cp include/config/global.inc.dist.php include/config/global.inc.php
mposの設定ファイルである global.inc.phpを編集する
# vi include/config/global.inc.php
・設定が必要な場所を抜粋
DB関連の設定を入れる。mpos用のmysqlのユーザ名、パスワードを設定
$config[‘db’][‘host’] = ‘localhost’;
$config[‘db’][‘user’] = ‘someuser’;
$config[‘db’][‘pass’] = ‘somepass’;
$config[‘db’][‘port’] = 3306;
$config[‘db’][‘name’] = ‘mpos’;
bitzenydの設定を入れる。bitzenydのrpcポートは9252、ユーザ名とパスワードはbitzenyd.confで指定したもの。
$config[‘wallet’][‘host’] = ‘localhost:9252’;
$config[‘wallet’][‘username’] = ‘rpcuser’;
$config[‘wallet’][‘password’] = ‘rpcpass’;
通貨コード。mposのアドレス管理に使うので、正しく指定する。
$config[‘currency’] = ‘ZNY’;
ここでファイアウォールを設定してブラウザでindex.phpにアクセスできるか確認します。
見慣れた画面が出てきたらmposの設定は完了です。
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ここまでできたらいよいよ次はstratumの設定です。
長丁場となりますが、次の記事で基本的な設定は終わりとなります。
※参考にさせていただいたページ:
https://github.com/MPOS/php-mpos/wiki/Quick-Start-Guide
https://github.com/MPOS/php-mpos/wiki/FAQ#is-mysql-57-supported